この記事について
Ubuntu をファイルサーバーとして使うのにお馴染みの Samba
何らかの不具合などで再インストールした際に /etc ディレクトリの下に samba ディレクトリや smb.conf が作成されない場合があります。
この記事では、そういった場合に有効な依存関係を含めて削除する方法について書きます。
Samba の完全削除
まずは今動いている Samba を停止させます。
service smbd stop
service nmbd stop
purge コマンドを使用してSambaを完全に削除します。 purge コマンドを使用しないと、一部の設定ファイルやディレクトリが残り続け、再度インストールした際に smb.conf ディレクトリが作成されない場合があります。
sudo apt remove --purge samba samba-common
sudo apt autoremove
この時点で残っている設定ファイルやディレクトを削除します。
⚠️ 設定ファイルのバックアップを取りたい場合は先にやっておきましょう。
sudo rm -rf /etc/samba /var/lib/samba
再インストール
再度インストールします。
sudo apt update
sudo apt install samba
ちゃんとできているか確認してみましょう。
ls /etc/samba
実行確認
Vi でsmb.conf を設定します。
sudo vi /etc/samba/smb.conf
smb.conf の末尾に下のように書き足します。この設定ではすべてのユーザーがアクセスできます。
[TEST]
path = 共有したいディレクトリのパス
public = yes
security = share
writable = yes
printable = no
guest ok = yes
以上が手順です。
コメントを残す