coiai Logo

#17 展示会の名刺61枚をどうやって商談に変えたか

こんにちは。株式会社coiai代表の服部陽良です。

coiaiは、ものづくりを軸にシステム開発やプロダクト開発を行っているIT会社です。隔週月曜日の配信になってしまいましたが、毎週を目指してポッドキャストを続けています。

今回は、前回お話しした展示会当日の話の続き。帰ってきてからのフォローアップについて、具体的にお話しします。


名刺61枚をまず分類する

展示会から帰ってきて最初にやったのは、名刺の分類です。61枚の名刺を3つのカテゴリに分けました。

  • 分類1:すぐに商談につながりそう — 展示会で具体的なニーズを聞けた企業
  • 分類2:興味はあるが、具体的な話はこれから — デモを見て関心を示してくれた企業
  • 分類3:名刺交換のみ — システム会社や情報収集目的の来場者

分類1の企業には、デモアプリや専用の提案資料を作成。分類2には一般的な説明資料を送付。分類3には、こちらの情報を出しすぎず、商談の打診だけを送りました。

名刺の裏にメモを残しておくのが大事

展示会の場で、名刺の裏にすぐメモを書いておきました。電子名刺で交換した企業にはスマホのメモアプリで記録。「後日何を送るか」をその場で残しておくことで、フォローアップの精度が格段に上がります。


お礼メールは2日後に送った(反省あり)

お礼メールは展示会の2日後に送りました。翌日に予定が入っていて当日に送れなかったのが反省点です。結果として土曜日の送信になり、相手が確認したのはおそらく月曜日。もっと早く、できれば当日か翌日に送るべきだったと思っています。


商談が毎日入る日々

先週から今週にかけて、平日は毎日商談が入っていました。協業の話が出てきたり、実際にオンプレミスAIの導入検討に進んだケースもあります。

オンプレミスAIは正直、利益率がすごく高い商材ではありません。ただ、企業との関係性を築くきっかけとしては非常に有効です。導入まで至れば実績になりますし、そこまでいかなくても、我々の技術力を見ていただく機会になる。それだけでも展示会に出た価値はあったと感じています。


バイブコーディングでデモアプリを前日に作る

最近の開発スピードの変化は本当にすごくて、いわゆるバイブコーディング——AIを活用したコーディングのおかげで、モックアップの制作が1〜2週間から1日に短縮されました。

これが商談でどう活きるかというと、商談の前日に相手のニーズに合わせたデモアプリを作って持っていけるということです。以前なら「作ってからお見せします」と持ち帰りになっていたものが、その場で見せられる。このスピード感は大きな武器になっています。


Claude Codeで提案書を量産する

分類1の企業に対しては、それぞれのユースケースやニーズに応じた提案資料を個別に作成しました。これも全部手書きではなく、Claude Codeを使って効率的に作成しています。

以前のポッドキャストでお話しした「デザインガイドラインをAI向けに構造化する」というアプローチが、ここで活きました。提案書のテンプレートも事前に作成していたので、素早く動けた。

提案書の構成

具体的な提案書の構成はこうです。

  1. 表紙
  2. 課題の提示 — 相手の業種特有の課題や、展示会で聞いたお悩み
  3. システム提案 — 導入するシステムの概要
  4. 機能一覧 — テーブル形式で整理
  5. 活用シーン — 実際にどう使えるかの具体例
  6. 導入ステップ — フェーズごとの進め方

この構造をテンプレート化しておくことで、業種が変わっても同じフレームワークで提案書を作れるようになっています。


展示会フォローアップの全体フロー

ここまでの一連の流れをまとめると、こうなります。

  1. 展示会で名刺を獲得
  2. 名刺を3段階に分類してフォロー
  3. 業種ごとの提案書をAIで量産
  4. 提案書を送って商談につなげる

このサイクルを一巡させることができました。商談からその先の動き——クロージングや関係性の維持——は正直まだ苦手な領域です。関係性を切らないように、粘り強く続けていきたいと思います。


近況:忙しくなってきた

この1〜2週間は、展示会後の商談をこなしつつ、自社の開発も進めつつ、基幹システムの開発案件も動いているという状況で、かなり忙しくなってきました

ポッドキャストも隔週になってしまっていますが、今後もできるだけ週1回のペースを目指していきます。聞き続けてくださっている皆さん、本当にありがとうございます。


お知らせ:バーチャリウム — プラネタリウムを貸し切ったエンターテイメント

最後に大事なお知らせです。

実は今、「バーチャリウム」というプロジェクトを進めています。プラネタリウムを貸し切りにして、反転球型——ラスベガスのスフィアをイメージしていただくとわかりやすいですが——の没入型エンターテイメントを開発しています。

先日、西新井のギャラクシティにてデモを行い、かなり高いクオリティで実現できました。

6月にもう1回、プラネタリウムでのイベントを予定しています。 DJを呼んで、音と映像のコンテンツを体験できるイベントです。

  • 参加無料
  • 3Dコンテンツを作っている方は、試しにプラネタリウムで流してみることもできます
  • 細かい日程は今後のポッドキャストでもお知らせします

興味のある方は、coiai.net のお問い合わせフォームからご連絡ください。招待をお送りします。


coiaiについて

株式会社coiaiでは、以下の事業を行っています。

  • Web開発
  • XR開発
  • 基幹システム構築
  • オンプレミスAI導入支援(ローカルで動くAI環境)

「美しく実装する」がモットーです。他社さんに見積もりを出している方は、ぜひ相見積もりをかけてみてください。お見積もりは無料です。どの会社よりも安く、クオリティを高く——というのは結構自信があります。

お気軽にお問い合わせください。


この記事は、ポッドキャスト「起業1年目のリアル」#17の内容をもとに再構成したものです。

投稿日: 2026年5月4日
カテゴリ:
タグ: